PART.13 シアン商団とグレース・ローレン
(´・ω・`)「あんのぉ・・・」
ボニー「あぁ・・・君か」
(´・ω・`)「こうこうこういうわけでして・・・」
ボニー「まさか・・・!リンチ農場でそんなことがぁ~~~これじゃぁ・・・催促できないじゃないか・・・うぅ」
(´・ω・`)(むりやり催促はしないのね、まぁまぁ優しいのねボニーさん)
さて、ここで分岐です。
①商団長の悩み
②これ以上聞きたくない
③それぞれの事情
①か③が気になりますね~(*´ω`*)まぁ、ここは順当に①を選びます!
ボニーは言う
「君は何も知らないのか・・・なるほど、冒険者なのだね。
そうだな、ジョルダイン・デュカス侍従長という方が現在、摂政、つまりは王に代わって政務に携わっているんだ。
理由はわからないがジョルダイン卿は金を集めてる。だから今我々の商談の資金繰りが苦しいんだ。
ジョルダイン卿は、とてもあくどいんだ。私達に国債を無理やりに使わせて、高利を取っている。それもあってますます苦しい状況だよ。
し・か・も!!
カルフェオン貴族のエンカロシャー家というのがあってだね。そこの『シアン商団』にハイデルで活動することを許可しちまったんだ!!
私達ハイデル商団がいるのにだよ!!?!?
あぁ・・・そこにイソベル・エンカロシャー支部長がいるだろう。そう、シアン商団の、しかもエンカロシャー家のご令嬢だ。。。もう顔も見たくないんだ。
あぁ・・・こまったこまった・・・」
(´・ω・`)あっらぁ・・・大変そうだ、それにしてもジョルダイン卿、なーかなか悪どいやつなんだ。まぁクリフ隊長にも「信用ならない」と言われてるぐらいだからなぁ。。。
とりあえず、イソベルお嬢様に挨拶をしておこう。
イソベル「ハイデルにとっても・・・シアン商団は有益なのに・・・それがわからないのか・・・!」
ボソボソとつぶやいてるイソベルお嬢さん、ちょっと話を聞かせてもらいましょう(*‘ω‘ *)
(´・ω・`)「あんのぉ」
イソベル「あらこんにちは、あなたがボニーの代理人?お金はもってきたの?」
(´・ω・`)「一応これ預かったんですけども」
イソベル「・・・利子分だけじゃない・・・!今日は元金の返済日なのよ!?」
(´・ω・`)「そんなぁ・・・」
イソベル「はぁ・・・ハイデルは嘘つきばかりだわ。ボニーじゃ話にならない。ハイデル商団元団長のグレース・ローレンと話をするべきかしら。」
グレース・ローレン・・・?ボニー・ローレンの親戚らしい・・・。
イソベル「ふむ、この地域の人間じゃないのね、まぁいいわ。スズラン旅館へ行ってください。そこの女に話すのよ。次は力づくで行くからねと。」
ひゃーこわ((((;゚Д゚))))
というわけでグレース・ローレンを訪ねてスズラン旅館へ・・・
なんだか口論が起きている・・・!そこにいるのはハントという警備兵らしき男と、このいけ好かない顔をしているあんちゃん。その隣にあんちゃんの仲間であろう強面のおじちゃんもいる。
ハント「おい、カルフェオンの連中は立入禁止だ!」
あんちゃん「は?おいおい、猫でもないているのか?」
ハント「このやろう、ここがどこだと思って・・・!!」
そこに屋根の上から女性の声が
「声を荒げるな!」
ハント「グレース様・・・」
そう、このお姉さんがグレース・ローレン、元ハイデル商団長です!
グレース「お客様がいるじゃない。後で来るように伝えて。」
(*‘ω‘ *)「はい。私がお客様です」
強面のおじちゃん「ボニーが狩りた金を受け取るまではまた会うことになるぞ!」
あんちゃん「ハントだっけ・・・?よく聞け、うちのイソベルお嬢様の配慮もここまでだ。」
ハント「くそっ・・・!」
そうして、あんちゃんと強面のおじちゃんは帰っていくのだった。
さて・・・なんだかいい雰囲気ではないですが、これからどうなるのでしょうか・・・?
このあんちゃんの正体も気になりますねぇ(*´ω`*)
それでは次回をご期待ください!