黒い砂漠メインストーリーまとめ!

 黒い砂漠のメインストーリーをゆっくりじっくり読み解いていくブログです! ストーリー、飛ばしちゃったあなたも、内容を忘れちゃったあなたも!このブログを読んでストーリーを一緒に楽しみましょう!

PART.85 カーマスリビアの状況

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時には なぜか 大空に 旅してみたく なるものさ ♪

 

気球に乗って どこまでいこう 風にのって 野原を越えて ♪

 

雲をとびこえ どこまでもいこう そこになにかが 待っているから ♪

 

 

 

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(*‘ω‘ *)らんらーららららんらんららららー♪

闇の精霊「おい。他の奴らはもう先へ行ってるぞ。」

(*‘ω‘ *)「まぁーったくせっかちねぇ。のんびり観光してからでいいじゃない。」

闇の精霊「そういうのは一仕事終えてからするもんだ。ほらいくぞ」

(´・ω・`)「やーねぇ、あんた上司みたいだわ」

 

・・・

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オフィリア「使節団のエル様でいらっしゃいますね。私は女王陛下に仕えしオフィリア・アイネルという者です。あなたの行路に母の花びらがたくさん舞いますように。」

(*‘ω‘ *)「おいす。どうも」

オフィリア「ここは、母のシルビア女神の遺産、神木カーマスリブを中心に、精霊と太陽のオーラを受けて生まれた、私たちガネルの地です。この美しい地は、首都を守るアーチェル、国境を監視するレンジャーが共に守護をしています。」

(*‘ω‘ *)「ほむほむ」

オフィリア「エル様はご存知でしょうか、その昔、カーマスリブを燃やして逃走した反乱集団アヒブという者たちがいたのです。」

(*‘ω‘ *)「アヒブ?知らんなぁ」

オフィリア「そうですか・・・。カーマスリビアとカルフェオン、両国が正しく関係を築くためにぜひ知っておいてほしいことです。そうですね、まずはアーチェルとレンジャーの首長にお会いになってみてください。」

(*‘ω‘ *)「うぃ」

 

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(*‘ω‘ *)「ほえーキレイ。」

 

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ヘレリンス「レンジャー所属の、ヘレリンス・ザナと申します。この度は、女王陛下の黎明の条約に誠実にお応えいただき感謝いたします。」

(*‘ω‘ *)「世界の統治者スーパーえるぽこです。」

ヘレリンス「貴方は他の使節団の方々とは雰囲気が違いますね。もしかして、冒険者様ですか?」

(*‘ω‘ *)「ほぉ、ばれましたか。」

ヘレリンス「ふふ、こう見えて私も軍事を生業としていますから、それに携わっている人であれば見破るのは容易いことです。」

(*‘ω‘ *)「お若いのに素晴らしいことです。」

ヘレリンス「そちらにいるのがアーチェル所属のハセル・アゼリエラーです。」

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ハセル「どうも。エルさん」

(*‘ω‘ *)「どーも」

ハセル「カルフェオンからはるばる、ありがたいことです。ですが、一つだけご忠告を。」

(*‘ω‘ *)「?」

ハセル「くれぐれも、いい加減な行動は謹んで頂くように。お願いいたします。」

(´・ω・`)「はぁ。」

ヘレリンス「申し訳ありません、使節団様。彼女は少し言葉が悪くて・・・」

ハセル「そうですか・・・?」

(´・ω・`)「いえ、別に大丈夫です。」

ヘレリンス「カルフェオンとは、今後もいい関係でありたいことを願っています。カーマスリビアは広大で、外国の方からしたら理解しにくいところも多々あるかも知れません。もし何か、お困り事があれば私を訪ねてくださいね。」

(*‘ω‘ *)「天使だ・・・」

ヘレリンス「それでは、ブロリナ・オーネット陛下のもとにご案内いたします。こちらへ・・・。」

 

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ブロリナ・オーネット「ようこそ、グラナへ。貴方を歓迎します。」

(*‘ω‘ *)「ちょめぽにゃん」

ブロリナ「ちょめ・・・それは?」

(*‘ω‘ *)「我が故郷の国で、相手を祝福する時に使われる挨拶の言葉です。」

ブロリナ「それはそれは、ありがとうございます。かつて結んだ条約を覚えていてくださったことにも感謝いたします。」

(*‘ω‘ *)「いえいえ、困ったときはお互い様なのです。」

ブロリナ「さて、使節団様。お時間もあまりありませんし、単刀直入に申し上げます。軍事大国であるカルフェオン共和国より、軍事協力を受けたいと考えているのです。」

(*‘ω‘ *)「はい。」

ブロリナ「カーマスリビアは我らを想像した母シルビアの遺産、カーマスリブの精霊たちとともに存在する美しい大地。本来ここは太陽と月のオーラを受けて生まれた、ガネルとベディルの大地だったのです。」

(*‘ω‘ *)「ほえー・・・太陽と月のオーラねぇ。」

ブロリナ「ガネルとベディルは姉妹とも言うべき存在。しかしあの事件以来、私達は対立をするようになってしまった・・・。」

(*‘ω‘ *)「あの事件・・・?」

ブロリナ「はい、あの日、東方より押し寄せた・・・闇の精霊によって・・・」

 

・・・

あの日は突然にやって来ました。草原、森・・・すべての者が枯れて行きました・・・。緑を愛する私達にとって、それはまるで生き地獄のようなもの・・・。しかし私達にはその邪悪な力を防ぐ力がありませんでした。

ジョシュア・オドア様がカーマスリブの一部を焼くことで闇の精霊は退きましたが、ガネルとベディルの悲劇はその時から始まりました。

カーマスリブを焼くことは、闇の精霊を止めるためにやむを得ない選択でした。しかし問題は、その後の一部のべディルたちの態度でした。

カーマスリビアを救ったことで傲慢になったベディルたちが、残ったカーマスリブまでも燃やしてしまい、力を振るい始めたのです。

私達は焼いてしまった母の遺産を少しでも早く蘇らせたかった・・・。しかし彼らの眼中にはそんなものはありませんでした。

そんな態度のベディルたちに、カーマスリビアを支える精霊たちは対抗し、姉妹だったガネルとベディルの内戦がはじまったのです。

・・・

 

(´・ω・`)「なるほど・・・内戦が起きていたのね。でもいまここがガネルの地というのなら、その内戦は勝利を収めたの?」

ブロリナ「勝利・・・と言ってよいのかはわかりません。彼女たちは私達にとって姉妹ですから。しかし争いの果て、彼女たちを乾いた土地の方へ追い出しました。」

(´・ω・`)「なるほろ・・・。」

ブロリナ「しかし、そのようなこともあり多くの精霊が犠牲となりました。そしてカーマスリブは光を失ってしまった・・・。」

(´・ω・`)「ふむ。」

ブロリナ「そしてベディルたち・・・乾いたその地で闇の炎を大きく増大させて、勢いを増しているのです。」

(´・ω・`)「さっきオフィリアさんが言ってたアヒブってのは?」

ブロリナ「そうです。彼らカーマスリブを燃やしたベディルのことをアヒブと呼んでいます。私達はアヒブから国を守るために、カルフェオンの保護を受けたいのです。」

 

 

今、ガネルや森はカーマスリブの光を失ったせいで、力がとても弱まっているらしい。だからその光がもとに戻るまで、カルフェオンの軍事支援を欲しているということだった。

 

ブロリナ「ぜひ、グラナと森を見回ってみてください。そうすれば私達の土地がどれほど追い詰められているか分かるはずです・・・。」

(´・ω・`)「わかりました・・・」

ブロリナ「・・・本当は、見せたくはなかったのです。」

(´・ω・`)「?」

ブロリナ「私達の暗い部分を、このような荒れ果ててしまった地を、他の国々に示すことは容易いことではないのです。あなたのような外国人を歓迎しない人たちも少なからずいるでしょう。」

(´・ω・`)「あぁ、さっきのハセルさんとか?」

ブロリナ「ハセルがご無礼を・・・それは申し訳ありませんでした・・・。アーチェルはもともと外国人が嫌いなんです。しかし今はわがままを言うべきときではありません。・・・ヘレリンス。」

ヘレリンス「はい。」

ブロリナ「この方にグラナを案内して差し上げてください。」

ヘレリンス「かしこまりました。」

 

・・・

 

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ヘレリンス「グラナの人々は、根はいい人たちなんです。ですが、もしかしたらあなたに対しては少し不親切に映るかも知れません。」

(´・ω・`)「ほむぅ。過去に色々あったからしょうがないね」

ヘレリンス「はい。国境が開放されたとはいえ、あなたのような身元が確かな人でなければ、未だレモリアの警備を通過することは出来ませんから。」

(´・ω・`)「れもりあ?」

ヘレリンス「レモリアは国境を管理するレンジャーの軍事勢力です。空路で来たのであれば通らなかったのですね。陸路を使う場合は必ずそこに行くことになるでしょう。」

(´・ω・`)「そっかぁ。空を渡ってきたから、警備も何もなかったなぁ。」

ヘレリンス「実は少し前にも事件があって、警戒が強化されているのです。物々しい雰囲気があるかもしれませんが・・・ご理解ください。」

 

ヘレリンス「・・・ううん。駄目ですね!」

(*‘ω‘ *)「お?」

ヘレリンス「せっかくカーマスリビアに来てくださった冒険者様なのに、暗い話ばかりしてしまって。」

(*‘ω‘ *)「ふひ、別にいいですよ」

ヘレリンス「いえいえ!私はこの土地を愛しています。そしてあなたのような外国の方々にも良い思い出にしてほしいんです!」

(*‘ω‘ *)「にひ」

ヘレリンス「そうだ!冒険者様にとって大切なのは倉庫とか・・・あとえーと・・・鍛冶屋さんとかですか?ふふ、ここにはパプーとか、パヂュスなんて種族がいるんですよ!あまり他の場所では見れない子達じゃないかなーと思います。パプーの種族は言葉の終わりに『パ』とか『プ」なんて付けておしゃべりするんです。とっても可愛らしいんですよ♪倉庫番にはパプーのプィピコがいます。まずお会いになってくださいね!」

(*‘ω‘ *)「おういえあっ!」

 

次回はカーマスリビアを探索します(*´∀`*)お楽しみに!