PART.22 全ては復讐のために。
どーもエルちゃんです(*‘ω‘ *)
今日は狂信徒とジョルダインのつながりがあるかどうか調べるため、狂信徒に偽装して潜入捜査をしているアンナリンさんの所にやってきました!
彼女は狂信徒の暗号司令書を見つけたらしい。でも状態が悪くて解読はいまいちできないみたい。
「・・・の祭壇に供える」「・・・の協調で」といった一部分しかわからないのです(´・ω・`)
そこで狂信徒の秘密文書をもっと多く見つけてきてほしいとのこと。
(⌒▽⌒)おっちぇーっ
そうして狂信徒をばっさばっさとなぎ倒し、秘密文書を手に入れたエルちゃんなのであった。
闇の精霊「さて、お前も感じたか?アイツラが尊ぶマスカンってやつが闇の中に隠れていやがる。今回も放っておくわけにはいかないんじゃないか?お前がやつをぶっころしちまえw狂信徒の奴らがそれをみたとき、どんな顔をするのか見たくてしょうがないw」
(´・ω・`)「なーっかなか悪趣味よねぇ、あんた。」
(⌒▽⌒)「乗った・・・!」
さぁて、なんだか物々しい雰囲気の場所だわ。あの黒い亀裂のなかに、マスカンが潜んでいる・・・。
ひいい!
ひたすらズカズカ近づいてきて思いっきりぶん殴ってくる!暴力反対!!
転倒させられたエルちゃんをお構いなくボコボコにしてくる凶悪なマスカン(●`ε´●)
いたいよー゚゚(゚´ω`゚)゚。ピー
キレたかんなーーー!
うおりゃああーーー!(エルちゃん怒りの一撃!!)
はぁはぁ・・・なんとか成敗・・・。
さて、マスカンを倒したことをアンナリンさんに報告(*´∀`*)
マスカンほどの存在を倒せるなんて!と驚かれました。ふふふ、えるちゃんますますつよつよになりましてん(*´ω`*)
そして私がマスカンを討伐している間に、アンナリンさんが解読を進めてくれていた様子。
そこにあったのは、
・フォガンの移動について
・クザカ(?)の文様
・ジョルダイン卿の署名
ジョルダイン卿の署名!!!
アンナリン「ティティウムが闇の力を手に入れて、フォガンがセレンディアに進出するようにしたのはきっとマスカンでしょう。」
ティティウムとは、以前エルちゃんが倒した、カエルの上に乗ったフォガン族の族長ですね。今倒したマスカンが、彼らに砂漠を越えてセレンディアに来るように誘導したと・・・。
アンナリン「フォガンの砂漠越えに協力した対価として、狂信徒たちが得たものは、悪神クザカ復活のための十分な供物・・・」
アンナリン「そしてこれらすべてを裏で指揮していたのは、ハイデルの侍従長、ジョルダイン・デュカス卿です」
( ゚д゚)「裏で糸を引いてたのは、お前だったのかジョルダイン・・・!」
アンナリン「マスカンはジョルダインへの見返りに、影の騎士団を探し出し、彼の剣とさせたのです。」
エダンの付き人オーウェンさんが話していた影の騎士団。まさかここに絡んでいるとは・・・。
アンナリン「このことを早急にグレース様に伝えてください!このままではセレンディアに大いなる災が降りかかるでしょう・・・!」
・・・
(´;ω;`)「グレースさぁーんっ」
グレース「ど、どうでしたか・・・!」
(´・ω・`)「ジョルダイン裏でつながってた」
グレース「・・・やはりそうでしたか・・・。あなたもご存知だと思いますが、ジョルダイン卿は前例のないほど早く、昇進を重ねて、とても若くして侍従長になりました。そして権力を使い、住民たちから資金を集めて、個人的な復讐心から戦争を始めようとしているんです。」
(´・ω・`)「すべては復讐のため・・・」
グレース「世論を味方にするために、わざと混乱を引き起こしたのでしょう。まさか闇の力と手を組んでいたとは・・・。セレンディアの住民のためにも、必ず彼の戦争を阻止しなければなりません!彼は政治資金に充てるために闇取引をしているでしょう。もしかしたら、ドーソンと・・・?」
(´・ω・`)(あの事あるごとにジョルダインと争っていたという・・・?)
グレース「ロマーノという私の仲間がいます。彼を訪ねてジョルダインの闇取引を調査してもらえますか。」
(*‘ω‘ *)「合点承知!」
そしてエルちゃんは工事現場のようなところに来たのであった。
(*‘ω‘ *)「ロマーノさんっ。私エルちゃんです、よろしく!」
ロマーノ「あ・・・これはこれは・・・!ジョルダイン侍従長から聞いているよ。仕事を手伝ってくれるという冒険者だね」
(´・ω・`)「ん?いえ、グレースさんから・・・」
ロマーノ「あ・・・?え・・・!ちょ、ちょっと君、こちらへ・・・!」
ロマーノ君はエルちゃんを兵士さんたちのところから離れた場所へ連れてきて
ロマーノ「君、グレース様からの遣いか!なるほど、ということはジョルダイン卿と狂信徒とはやはり繋がりが・・・?」
(´・ω・`)「はいまぁ。」
ロマーノ「私は今、この抽出場を守るようにとジョルダイン卿から命じられている。しかし実際はジョルダイン卿とドーソンのつながりを探り出すために動いている。君も似たようなものだろう?この抽出場は、そのドーソンが自ら管理しているんだ。」
(´・ω・`)「抽出場・・・?」
ロマーノ「まさか、知らないのか!?カルフェオンがセレンディアの黒結晶を取ると言って、こんな大規模な抽出場を建てたんだよ!」
(´・ω・`)(それもセレンディアが結ばされた不利な条約のうちの一つなのかしら・・・)
ロマーノ「周りの池を見てみろ、こんなにも汚れている・・・しかも抽出したものはすべてカルフェオンに送るんだ。」
(´・ω・`)「カルフェオン、結構好き勝手やってるなぁ。」
ロマーノ「とにかく、今は侍従長が送った者のように行動しろ。ただ注意しろ。侍従長は思ったよりデタラメで貪欲な人だぞ」
クロン城で、小さな霊魂の慰霊をしたとき、ハイデルの若いキツネに気をつけろと言っていたっけ。今思えば、これはジョルダイン卿のことだったのかな。
ロマーノ「向こうにドーソンがいる。黒結晶の取引の話をすれば、何か情報がつかめるかもしれない。私は立場上ジョルダイン卿の配下だ。私が行くより顔が割れていない君が行くほうがよいだろう。頼めるか。」
そうしてドーソンのもとへ行くエルちゃんなのであった。
つづく(*´ω`*)