黒い砂漠メインストーリーまとめ!

 黒い砂漠のメインストーリーをゆっくりじっくり読み解いていくブログです! ストーリー、飛ばしちゃったあなたも、内容を忘れちゃったあなたも!このブログを読んでストーリーを一緒に楽しみましょう!

PART.56 シラレの予言

f:id:elpoco:20200626001434j:plain

アルティノの子どもたち。その中に、ルーシー・ベンクムさんの娘、アユル・ベンクムちゃんがいました(*‘ω‘ *)

 

アユル「最近アルティノで流行ってる歌、聞いたことある?」

(*‘ω‘ *)「ないぽよ、聞きたいんだけど、その歌はどうやって知ったの?」

アユル「この歌?えっとね。あの上にいる真っ黒な野蛮族たちが歌ってたよ!」

 

見上げると、野蛮族たちが集まっている。その歌を歌っているようだ。エルちゃんは近くで聞き耳を立てる。

 

f:id:elpoco:20200626002235j:plain

スレジキカシャキラスレジキカシャキラミスキハカマラメジフスラン!

フクシュパラキミスラバ~

コルンキプラキタパクントラクケブラキパクントクラ~

ゲレブロカラブロキルブラクスクケスラキパクントクラ!

ゲレブロカラブロキルブラクスクケスラキパクントクラ~

クサジラピカコラキキヤコラキキピカクサザラヤ!

 

(´・ω・`)「??????」

なんて言ってるんだろ。

 

・・・

 

アユル「あ、冒険者さん、おかえりなさいっ」

(´・ω・`)「聞いてきたけど。意味わからんちん」

アユル「あはっ、私も意味はわからないです。でも不思議と、中毒性がありません?私たち、みんなあの歌覚えちゃったんですよ?あははっ」

(´・ω・`)「歌詞の意味はしってるのん?」

アユル「ん~?歌詞の意味はよくわからないです。野蛮族の言葉ですかね~。知りたいなら、アブドゥル教官が野蛮族の言葉わかるらしいですよ!」

 

・・・

 

f:id:elpoco:20200626002729j:plain

この人がアブドゥル・ザウムさん!!めっちゃでかい!!!

 

アブドゥル「野蛮族の言語を知りたい?ふむ・・・あんたはあれか、溶鉱炉を救ってくれたっていう。」

(*‘ω‘ *)「そうです。無敵のエルちゃんと呼ばれています。」

アブドゥル「しょうがない。いいだろ。子どもたちが歌ってる野蛮族の歌だろ?教えてやろう。一回しか言わないからよく聞けよ?」

 

黒い女神が帰ってくる 黒い女神が帰ってくる

空の太陽が黒くなったあの日 私達の手は空に向かい

過去の支配者が床を這う あそこに死が這う

大人も子供結局みんな死ぬ あそこに死が這う

あなたの絶望の名は私の希望だ 私の希望の名はあなたの絶望だ

 

(´・ω・`)「・・・黒い女神・・・?イレズラのこと?」

闇の精霊「『空の太陽が黒くなったあの日』ってのは三日間の闇のことかね」

(´・ω・`)「うーん。野蛮族はイレズラと関わりがあるのかしら・・・?」

 

アブドゥル「これはシラレの予言だ。」

(´・ω・`)「シラレ・・・?」

アブドゥル「ん?知らないのか。予言者だよ。この歌はその予言を歌にしたものだ」

(´・ω・`)「ほー。シラレって人は、ここにいるの?」

アブドゥル「あぁいるさ。やつは野蛮族の中で神の代弁者として扱われている。まぁ、気になるならあってみな。」

 

f:id:elpoco:20200626003928j:plain

野蛮族みたいな図体をしてるのかとおもったら、結構小さな子でした!

シラレ「来ましたね、冒険者よ」

(*‘ω‘ *)「!」

シラレ「貴女が来ることは知っていました。闇の雪の中で一人立つものよ」

(*‘ω‘ *)「なんとっ」

シラレ「世界はすべて摂理に基づいて動いています。その摂理はこの世が始まり、そして終わるまですでに定まっている。あなたが摂理に抗おうと動いても、その抗いも世界の摂理に他なりません。」

(*‘ω‘ *)「運命にあらがっても、その抗うという思想も運命によって決まっていると・・・。」

シラレ「そのとおりです。そして、その摂理通りであれば、あなたは私の元へ何か聞きたいことがあって来たのでしょう。」

(*‘ω‘ *)「野蛮族の歌と、黒いオーラの魔女について聞きたいのです」

シラレ「私がした予言はこうです」

 

黒い魔女に従って、黒い影が戻ってくる。

天の太陽が黒く変わったあの日 支配されていた者たちが手を差し伸べ

死が夜のように訪れたら 誰が王のことを知りえるだろう

昼が夜へとかわれば 大人と子供をどうして見分けうるだろう

訪れるのは希望か あるいは絶望か

 

(´・ω・`)「野蛮族の歌とは少し違う・・・彼らが勝手に改変したのかしら・・・。」

シラレ「この言葉の他に、私があなたにしてあげられる話はありません。しかし、すぐ意味はわかるでしょう。そしてその中心に、貴女がいる。」

(´・ω・`)「私は、どうしたらいいのでしょう?」

シラレ「迷わないでください。光を追いなさい。貴女の抱く、闇に負けないように・・・。」

 

・・・

 

闇の精霊「ギャハッww何だこのガキはw予言者?まるで馬鹿みたいだなw」

(´・ω・`)「なんでよ。あんた光を追いなさいとか言われたからムキになってるんじゃないの?」

闇の精霊「いいか?コイツは予言してるようで、ただ事実を述べているに過ぎない。オマエが来たから『貴女が来るのを知ってました』だと?ハハッ。しかも何だって?『聞きたいことがあるのでしょう』?クク、そんなの聞きたいことがあるから会いに行ったにきまってるだろ!w」

(´・ω・`)「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」

闇の精霊「騙されるな。まぁしかし、もしあの予言が当たっているなら。『黒い影』・・・これは野蛮族共が反乱を計画してることの予言かもしれないな。」

(´・ω・`)「シャドウナイトたちのことかな?とも思ったけど・・・」

闇の精霊「さぁ。まぁしかし。コイツの予言がそれほど大事にされているなら、ネルダ・シェンのやつがこれを知らないわけがないだろうな。とりあえず奴の所に行ってみようじゃないか。」

 

黒い魔女がイレズラ、黒い影が野蛮族とするなら、イレズラが野蛮族を従えてくる・・・?

太陽が黒く変わる・・・というのは三日間の闇を表すのかな。支配された者たち・・・?一体誰だろう・・・。

 

わからないことだらけですが、これから明かされていくでしょう・・・!

 

つづく!

 

PART.57 滅びゆくアブン村