PART.30 カルフェオン観光!!!
(⌒▽⌒)「ん虐殺、ぎもぢぃぃぃぃい~~~~」
(*‘ω‘ *)あどうもこんにちは。エルちゃんです。前回、疫病にかかってしまった可愛そうな人たちを”解放”しまくってあげました(*´ω`*)はぁ~いいことしたなぁ。
さて、上のビパーチェ司祭ですが、なんだか妙にノーマン夫人の行動が鼻につく様子なのです。
「このあたりの人々はノーマンに従う事が多い、本来二人の主人に兼ね仕えることはできないものだ。」と。
なんとなぁくこの司祭、サンペヨン司祭と同じでイマイチ信用できないんだよなぁ・・・。
彼は「ノーマン夫人に、心配することはないと伝えてくれ。」と言う。ふぅむ。
ビパーチェ「ところで、君はエリアン教のことを知らないと言っていたね」
(´・ω・`)「まぁはい」
ビパーチェ「うむ。それならノーマン夫人のところではなく、まずはエリアン教の本庁へ行ってみるのはどうかね?」
(´・ω・`)「ほぉ・・・?それはどこに?」
ビパーチェ「なんだ。君はまだカルフェオン首都に入っていないのかい?すぐそこだよ。とっても盛んな所だ。行ってみると良い。」
(*‘ω‘ *)・・・
(*‘ω‘ *)カルフェオン!!!!
そう!ついに、エルちゃんはカルフェオンに着いたのです!!!ずっと楽しみだったカルフェオンなのだーーー!
うおおおおおおお!!!盛んな市場!美しい街並み!大勢の人々!!
さっすがハイデルに戦争で勝って好き放題資源をむしり取った(オイッ)だけのことはありますなぁー(*´∀`*)
せっかくの大都市だ!依頼をこなしつつ、色んな所を探検していこう~!
さてさて、えーと。確かビパーチェ司祭、本庁にいるミハイルという見習い司祭に案内を頼むといいと言っていたなぁ。エリアン教の総本山かぁ~(*´∀`*)いいね~♪
依頼とかどうでもよくて単純に観光気分なエルちゃんであった。
どーーーーん!!!
エリアン教の本庁にございます!!!作りが素敵!いい!!!いいよぉぉおお!!!
やはり、豊かな国の建築物というのは、美しいですねぇ・・・。
中はこんな感じです(*´∀`*)
わ~お~♡なんというか神聖な雰囲気ですねぇ。心あらわれますなぁ(*´ω`*)
さて、ビパーチェ司祭に紹介された見習い司祭のミハイルさんですが、なんか忙しそうでとりあってくれませんでした(´・ω・`)
(⌒▽⌒)まいっか。観光の続きといきますかーっ
闇の精霊「ならよ、いいやつがいる。ルービンとかいうやつだ。道すがら誰かが話していたのを聞いた。カルフェオンの地理に詳しいようだぜ?」
(*‘ω‘ *)「ふむ。よしいこうっ」
(*‘ω‘ *)「ルービンくぅぅぅうん!」
ルービン「やぁ。冒険者か?」
(*‘ω‘ *)「未来の英雄すーぱーエルちゃんです」
ルービン「英雄とはまた大きく出たなぁ。はは、面白い。さて、それで俺に何を聞きたい?」
(*‘ω‘ *)「んっとねー?カルフェオンの地理が知りたいんだぁ。まずは・・・そうだなぁ。オーウェンさんが向かった神聖大学かなぁ。場所は知ってる?」
ルービン「おいおい、知らないはずがないだろ。さぁて、それで?未来の英雄様はこの情報にいくら出せる?」
(´・ω・`)「お金取るの・・・?」
ルービン「はは、あんた。どこの田舎者だ?情報は時に戦争の勝敗をも左右する。その情報を得るにはそれ相応の対価が必要なもんだ。」
(*‘ω‘ *)「まぁ、いいでしょ。10000シルバーぐらい?」
ルービン「こりゃたまげた。あんた、相場ってもんをまるでわかってないな?ど田舎出身の取引素人ちゃんだ。まぁいいや。未来の英雄様、神聖大学の場所なんてせいぜい花一輪の値段ぐらいなもんさ。アルという少女がいる。彼女から花を買うことだね。」
・・・
(*‘ω‘ *)「あなたがアルちゃん?」
アル「あっ、こんにちは!冒険者様!お花はいかがですか?クローバーもあるんですよ♪」
(´・ω・`)「うん。神聖大学の場所を知りたくって。ルービンっていう人に聞いたら、花一輪で教えてやるって。」
アル「あーーー!もう!お兄ちゃんったら!またいたずらして・・・!」
( ゚д゚)「あっ、兄妹!?」
アル「そうですよ~、ルービンは私の兄です!カルフェオンに初めてきた冒険者様に、いつもそうやっていたずらするんですよ。お兄ちゃん。ふふ」
(´・ω・`)「でも妹の商売のお手伝いをしようとしてくれてるんじゃないか。いいお兄ちゃんだ」
アル「ふふ、そうでしょうかね。あ、お花、買っていきます?きれいなお花がいっぱいありますよ♪別に、買ってくださらなくても神聖大学の場所はお教えしますけど、あはは」
(*‘ω‘ *)「いや、買っていこう。この白い花を一つ。」
アル「お買い上げ、ありがとうございます♪神聖大学は向こうですよ。あそこに見える建物がそうですね。あ。ただ、大学ではマナーと言うか・・・礼儀というか、そういうものがあるらしいです。そういったことに詳しいロマリーさんを訪ねてください。」
ロマリー「あはは、アルがそんなことを?ふふ、あの子ったら、冒険者様を心配したのですねぇ」
(*‘ω‘ *)「ほ?」
ロマリー「いえいえ、別に神聖大学でそんな細かなルールなどありませんよ。強いて言えば、大騒ぎを起こさない、ぐらいですかね?でも、それは別にどこでも同じでしょう」
(*‘ω‘ *)「あ、なんだ、よかった。エルちゃん礼儀作法とか全然知らないからなぁ」
ロマリー「ふふ、ご安心ください。まぁでも、アルはとっても優しい子なんです。気にしすぎちゃったのかもしれませんね。あの子の兄はなかなかひねくれてるところはあるのですけど」
(*‘ω‘ *)「ははっ」
さて、神聖大学に到着したエルちゃん。
そこには、アルスティンおじいちゃん、フレハラウ村長、賢者ゴルガスの三人のおじいちゃんたちが!
(*‘ω‘ *)「ちゃおーっ」
ゴルガス「おぉ、君か」
フレハラウ「久しぶりだ、エル殿」
アルスティン「よく来たね。君に頼みたいことがあったから、ちょうどよかった。」
(*‘ω‘ *)「なんですか?肩でも叩きます?」
フレハラウ「はははっ、それはぜひとも頼みたいものだな」
ゴルガス「しかし君、闇の力で肩を叩くなよ?フレハラウの肩が外れちまう」
アルスティン「ははっ、違いない。私の錬金術の腕をもってしても、外れた肩を治せるかどうか・・・」
三人「がはははっ」
(*‘ω‘ *)「ふひひ」
アルスティン「さて、頼みたいことというのはね、あそこだ。塔が見えるか?あそこのてっぺんにとある遺物を隠していたのだ。それは我々の希望なのだよ。しかし、私達老体ではなかなかあそこまで行くのは一苦労でな。頼めるか?」
(*‘ω‘ *)「よゆーですぜー!行ってきます!」
さてて、今回はここまで!闇の力に対抗する「希望」とは果たして・・・!
次回、乞うご期待!!(*´ω`*)