PART.9 バルタリ家の宿願
ビードル「こっちだ!こっちから入れば敵に見つからない!」
さすが怖がりのビードル君。敵に見つからない手段はよくご存知ですな(⌒▽⌒)
これが、禁忌の錬金術をおこした錬金術装置。大きな爆発でもこれだけ原型をとどめているとは・・・錬金術か何かの力なのかしら・・・?
そうこうして、クロン城のてっぺんにたどり着いたエルちゃん。なんだか中央に黒い靄が見える。これがエマちゃんの言っていた泣いている霊魂たちなのかな?
それでは、解放、してやりましょか(⌒▽⌒)
うおおおおおお!!!呪文書パワーーーーー!!!
ズオオオオオオ!!
小さな霊魂の恨みは消えて、温かな心が伝わってくるようです・・・(*‘ω‘ *)
でも最期に、小さな霊魂たちがこのように・・・
ハイデルの・・・若いキツネを・・・信じるな・・・
(霊魂心の一句)冗談です(*´∀`*)
「ハイデル」・・・エマちゃんも、「ハイデル」がどうたらこうたら、言っていたな。大きな町なのかしら?
若いキツネか・・・多分キツネみたいな悪い性格の人がいるのだろう。覚えておこう!
ありがとう小さな霊魂たち!
さて、ビードル君と帰る打ち合わせをしていると、闇の精霊が話しかけてきた。
闇の精霊「お前・・・さっきの靄が霊魂たちの怨念だと思ったのか?」
(*‘ω‘ *)「・・・ほえ?」
闇の精霊「ふふ、まぁいいや、お前にこの石をやるよ。どうだ?その石からさっきの黒い靄と同じようなオーラが出ているだろう?お前がもっと強くなりたいと思うときに、その石を使え」
ブラックストーン・・・これは武器や防具を強化するときに使われるアイテム。
さっき見えた黒い靄と同じオーラがこの黒い石から出ている。「精霊たちの怨念」ではないとしたら、これは一体何なんだろう。。。
(*´∀`*)まいっか。っていうか闇の精霊。あんた知ってるんだったら全部教えろよ!私記憶喪失なんだぞ!!
闇の精霊「お前俺に濡れ衣着せただろ。教えてやらねえ」
(●`ε´●)ムスッ
まぁ、なんかこの闇の精霊。怪しいし、本当のことを言うとも限らないから今はあまり追求はしないでおこう。怒らせて精神を乗っ取られたら大変だ((((;゚Д゚))))
さぁて、クロン城を後にし、ベリア村に戻るエルちゃん一行。もう夜になってしまった。エマちゃんの様子はどうかな?
エマ「ありがとうございます!悪夢は減りました・・・本当に感謝してます」
(*‘ω‘ *)「よかった!」
でも減ったということは、まだときどき見るのだろうか。そのあたりは、続く冒険者たちに委ねるとしよう・・・。
イゴール村長「ありがとう、クロン城の霊魂の慰霊はバルタリ家の宿願であった。君は会ったときから、ただ者ではないと思っていたが、まさかこれほどとは」
(⌒▽⌒)「えへへ、もっと褒めて~」
お礼にと、つよつよな装備ももらいました!ふっふっふ、これでどんな敵も倒せるというものよ!
しかし、私が解決しなきゃいけない問題は、そう!
自分の記憶だ!!!
ここベリアは居心地がいいけれど、ここでのんびりしているわけにはいかないのだ!
村長に旅立つという話をすると、別れを惜しんでくれながら、大きな都市である「ハイデル」に行くと良い、と教えてくれた。ハイデルはセレンディアの首都でドモンガット領主様がいるのだという。
ドモンガット・・・ふむ(*‘ω‘ *)
そういえばまだジャレット姫や、クリフ隊長が話していたジョルダイン侍従長という人とも会ってないなぁ。まぁいずれ会えるでしょう。
さて、エイリーンのお姉ちゃんのクロリンスさんから、冒険に必要な回復薬とかをもらい、ハイデルに向かうエルちゃんなのであった。