黒い砂漠メインストーリーまとめ!

 黒い砂漠のメインストーリーをゆっくりじっくり読み解いていくブログです! ストーリー、飛ばしちゃったあなたも、内容を忘れちゃったあなたも!このブログを読んでストーリーを一緒に楽しみましょう!

PART.75 バルハン王子とバシム族

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(@_@;)あつい・・・あつすぎる・・・

スーパー引きこもりエリートのエルちゃんにとってこの日差しは強烈過ぎるのだ。

 

 

バルハン関所に到着したエルちゃん。ここの管理をしているボルブさんにハルナン商団のことを伝える。

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ボルブ「・・・まさかそんなことが・・・。」

(´・ω・`)「がちです。大変でした。」

ボルブ「よくぞご無事で・・・。しかしそれは私がどうこうできる問題ではないですね。ちょうどバルハン王子が砂粒バザールに来ているのです。よかったら冒険者さんが直接お話していただいても?やはり直接見た方からのほうが伝わるでしょうから。」

(´・ω・`)「砂粒バザール?」

ボルブ「この関所を抜けた先にある大きな市場です。また、その先にはバレンシアの大砂漠があります。砂漠の旅は危険が多いですから、お気をつけて。」

(⌒▽⌒)「あい。」

 

・・・

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おぉー・・・砂漠の中の市場って感じ!

 

 

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そしてこの人が、バルハン・ネセル王子!!

 

(*‘ω‘ *)「ちゃーお」

バルハン「むっ。そなたは?」

(*‘ω‘ *)「スーパーエリート級冒険者なんですけど~、途中でハルナン商団が襲撃されててぇ~、なんかぁ~、バジリスク達と他の怪しい奴らに王子様の依頼の貿易品パクられちゃったらしいっす。」

バルハン「なんだと・・・まさか、ガハーズか・・・?」

バルハン王子が一人の兵士の顔を見る。

兵士「いえ。ガハーズ盗賊団に妙な動きはございませんでした。」

バルハン「・・・となると一体・・・。ううむ。冒険者よ。伝えてくれてありがとう。しかしその情報をどこで?」

(*‘ω‘ *)「バジリスクたちに拉致られてた商団のリーダーに直接聞いたのです。」

バルハン「バジリスクたちの巣に入ったのか!!?どこの軍隊を率いたのだ?」

(*‘ω‘ *)「軍隊?・・・一人でいきましたけど。」

バルハン「そ・・・そんなバカな・・・。メディアで大きな力をもった冒険者がいると聞いたが、まさか・・・!」

(⌒▽⌒)「十中八九私のことでしょう!」

バルハン「なんと・・・それが本当なら・・・君、もしよかったら、カタン軍に入ってくれないか!」

(´・ω・`)「カタン軍?」

バルハン「私達の配下の軍だ。君の力をもってすれば、貿易品を取り返すことができるかもしれない。」

(*‘ω‘ *)「報酬次第でやりますが。」

兵士「貴様!王子様に向かって・・・!」

バルハン「よい。冒険者よ。十分な報酬を用意しよう。」

(⌒▽⌒)「いいでしょう。カタン軍の力となりましょう。」

 

・・・

 

 

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兵士「・・・あのような者を本当に信じてよいのですか?」

バルハン「もしあの冒険者が本当に強き者であるなら、その功績を以て私達にそれを示すだろう。」

 

 

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バルハン「事はそう上手く進まないものだな。しかしあれは必ず取り返さなければならない。」

兵士「はっ。ガハーズに加え、あの冒険者の行動も監視してまいります!」

バルハン「うむ。よろしく頼むぞ。」

 

 

・・・

 

エルちゃんはカタン軍隊長のところに足を運んでいた(*‘ω‘ *)

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ガニン・アス「王子から推薦された冒険者ですね?話は伺っています。カタン軍はあなたを歓迎します。」

(*‘ω‘ *)「どもっ」

ガニン「ここは数年前まで、ガハーズたちのアジトだったのです。我々がここを奪い、彼らを最北端まで追い払いましたが、彼らはそう易易と諦める者たちではありません。この拠点を取り返すべく何度も侵攻してきます。我々は彼らを監視し、危険因子を取り除くためにここに先進基地を設けているのです。」

(*‘ω‘ *)「なるほろ」

ガニン「しかしガハーズもそうですが、我々の真の目的はバシム族との協定ですね」

(*‘ω‘ *)「バシム族?」

ガニン「頭に大きな二本の角を生やした人型の種族です。東の方で起きうる戦争に備えるために、カタン軍はここに精鋭達をおいて、一時撤収するつもりです。なのでバシム族にバルハン関所を守ってもらえるよう交渉しようと考えているのです。」

(´・ω・`)「ほむ」

ガニン「もし彼らとの交渉がうまく行けば、あなたの目的である貿易品の追跡もずっと楽になるはずですよ。あなたがいって、バシム族の族長と話してもらえますか?」

(*‘ω‘ *)「いいおっ」

 

 

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トレナンドゥ「バシム族族長。トレナンドゥだ。」

(*‘ω‘ *)「協定結びたいんやけど」

トレナンドゥ「ふん、人間という弱き種族との協定など無意味だ。そこに果たして名誉があるのだろうか。」

(´・ω・`)「名誉はしらんけど、多分私あんたらの種族よりめっちゃ強いよ?」

トレナンドゥ「ほう・・・?その言葉、二言はないな?よかろう、君が我々の種族と戦い、勝利を収めるならばその話を聞こうじゃないか。」

(*‘ω‘ *)「まぁまっていろ。」

 

 

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(*‘ω‘ *)ボコのボコだぜ~~~!!!

 

 何十体ものバシム族をこてんぱんにし、トレナンドゥのところに戻ってきた。

トレナンドゥ「ふむ・・・なるほど。確かに君の実力は相当のものだ。実力ある冒険者の提案であれば、拒否することはない。」

(⌒▽⌒)「さんきゅーっ」

トレナンドゥ「ふむ。まぁ、我々は人間を嫌っているわけではない。戦闘は好きではあるがな。」

(´・ω・`)「戦闘狂なのね」

トレナンドゥ「力こそ名誉。そして名誉こそ我らがバシム族の生きる糧なのだ。」

(´・ω・`)「ほぅ」

トレナンドゥ「しかし・・・憎きケンタウロス共。奴らは我々バシムの名誉を踏みにじった。」

(´・ω・`)「ケンタウロスが?その話、詳しく聞かせて」

 

・・・

私達バシムは名誉を重んじる。故に、故なく人や他種族に害を加えるバジリスク達が許せず戦争を仕掛けたのだ。

しかしその時、戦場の近くに住んでいたケンタウロスの「霊物」の炎がどういうわけか消えてしまったのだ。その炎はケンタウロスたちが神聖視し崇めていたものだ。

彼らは炎が消え、霊物が力を失ったのはバシム族が原因だと主張した。

我々名誉を重んじるバシム族が、理由もなくそのようなことをするだろうか。ひどい言いがかりに我々は激怒し、彼らと仲違いすることになったのだ。

 

・・・

(´・ω・`)「なるほろ」

トレナンドゥ「ふん、あんなガラクタを神聖視する馬鹿どもだ。せっかくだ、君も見てきたらどうだ?ついでにケンタウロスを相手にしてみるといい。」

闇の精霊「クク、よくは覚えてないが、オレの力は弱まっちまった。オマエだけの力で、どれだけいけるか力試しするのも悪くないんじゃないか?」

(´・ω・`)「ふーむ、まぁいいでしょう。ぶっとばしてきましょう」

 

そしてケンタウロスのところへ向かうエルちゃんなのであった!

 

続く(*^^*)

 

PART.76 珍奇な依頼品を求めて!