PART.78 砂漠の首都バレンシア!
砂漠旅行者の案内に頼ってオアシスに向かうエルちゃん(*´∀`*)
そして・・・
ここが、イベルブオアシス!!!
やぁーなんだか砂漠の中のオアシスっていいですよね~♪
このオアシスの管理をしているサメおばちゃんに話を聞いてみた(*‘ω‘ *)
(*‘ω‘ *)「あんのぉ」
サメ「おや?冒険者かい?こりゃどうも」
(*‘ω‘ *)「首都バレンシアに行きたいのでござる」
サメ「はぁ?あんた、バレンシアに行くには砂漠を横断せにゃならんのだよ?」
(*‘ω‘ *)「ほむ」
サメ「あんた、砂漠を渡ったことないだろう。いいかい?砂漠は思っている以上に危険な場所だ。昼は死ぬほどの暑さ、夜も死ぬほどの寒さだ。何の準備もせずに行けば、砂漠の上があんたの墓場になるだろうよ。」
(´・ω・`)「ふむ」
サメ「まったく、こまったね。ほら、これをやる。」
お水と温かいお茶をもらった。
サメ「暑いときには水を飲め、寒いときには茶だ。これだけあれば、バレンシアへはとりあえず到着できるだろうよ。これから砂漠を行き来することがあるなら、次からは自分で買いな。」
(*‘ω‘ *)「ありがとーおばちゃん!」
サメ「バレンシア行くんだったらここからまっすぐ東に進みな。そしたらみつかるさね。」
(*‘ω‘ *)「あーいっ」
(´・ω・`)「いけどもいけども砂」
闇の精霊「そりゃ砂漠だからな」
(´・ω・`)「そういえば、予言者のシラレさんが、この砂漠のことを黒い砂漠って言ってたなぁ。なんでだろう?」
闇の精霊「クク、さぁな。もしかしたらバレンシアでそのへんの謎がわかるかも知れないぞ?」
(´・ω・`)「あんた何か知ってるんじゃないの?」
闇の精霊「さぁ?ほら、見えてきたぞ、バレンシアだ。」
(´・ω・`)「なんかはぐらかされた気がする・・・」
ここが首都バレンシアの入り口(*´∀`*)
タクル「首都バレンシアへ来てもらい、歓迎す・・・します。あー・・・楽しい旅になること、願う、願います?あ、お願いする?外国語、難しい」
(*‘ω‘ *)「にひ。エルちゃん5千ヶ国語ぐらい喋れるんで大丈夫ですよ。」
タクル「ハハハ、それはすごいです。バレンシアは広いです。良い出会いがあるように」
・・・
闇の精霊「とにかく、知った顔と会おう。バルハンだっけ?アイツがここにいるはずだ。行ってみよう。」
(*‘ω‘ *)「依頼品まだ見つけてないけどね~。まいいか。進捗状況だけ伝えましょうかね。」
バルハン「やぁ、エル殿。バレンシアへようこそ」
(*‘ω‘ *)「うぃ」
バルハン「それで、どうだったかな?私が頼んでいた依頼の進捗は。」
(*‘ω‘ *)「んー一割程度ってかんじですかね」
バルハン「ふむ、そうか・・・。一刻を争うものなのだがね・・・まぁよい。カタン軍はどうだったかな?なかなかに規律ある良き軍隊に仕上がっていると自負している。」
(*‘ω‘ *)「それなりにまぁまぁでした。」
バルハン「ふふふ、そうだろう(?)。まぁ、あそこは我が王族によって作られた軍であるからな。カタン軍の一人としての、君のこれからの活躍にも期待しているよ」
(*‘ω‘ *)「ふふふ、任せよ」
・・・
闇の精霊「我が王族・・・つまりこいつは王族の一人にしか過ぎない。他にも王族がいるならそいつらにも顔を売っておくべきだと思うが?」
(´・ω・`)「ほむ」
闇の精霊「トゥバルだっけ?あのガハーズの頭。奴が言ってただろう?その依頼品は建国伝説に関わるほど大きなものだって。なら、王族と縁があるはずだろう?」
(´・ω・`)「なるほど。一理あるわ。」
闇の精霊「さぁ、向こうに同じニオイのするやつがいる。いくぞ」
・・・
案内された先には壁に貼られた地図みたいなものに何やらペンでカキカキしてる人がいた。
マンメハン・ネセル「・・・少しだけ、この理論に即して接近すれば・・・いや、これは違う・・・うーむ、不思議な星座だ。」
(´・ω・`)「あんのぉ」
マンメハン「?・・・おや、はじめまして。私はマンメハン・ネセルと申します。」
(´・ω・`)(ネセル・・・ということはこの人も王族なのか)
マンメハン「ふむ、その武器に紫色の髪。あなたが例の冒険者ですか?」
(*‘ω‘ *)「知ってるの?」
マンメハン「ふふふ、知っています。我が兄バルハンを手伝って、あるものの行方を追っているようですね」
(*‘ω‘ *)「ほえー、バルハンさんの弟さんなんですね~。」
マンメハン「はい、ただ、どんな理由で兄がそれを探しているのかはわからないけど、本当はそれは私のものなんですよ。」
(*‘ω‘ *)「・・・・・・へ?」
マンメハン「あなたが本当に賢き人であるならば、いずれわかるでしょう。そしてそれが見つかった暁には、ぜひ元の持ち主へ返してほしい。」
(*‘ω‘ *)「・・・」
マンメハン「はは、まぁいきなりこんな事言われても困りますよね。私の部下の中にその正体を知っている者がいます。占い師プラジンというものです。彼に会えばもっと簡単にそれを見つけることができるでしょう。」
・・・
さてさて、今日はここまで(*´∀`*)
また続きは次回をお楽しみに!