PART.19 「グリッシーには二度爆発がおきた。一つは錬金術。もう一つは愛の爆発だ!はははは!」
アバター、買っちゃいましてね。はい(●´ω`●)
やっぱり可愛いアバターで旅すると俄然モチベが上がりますよねぇ♪
さてさて、そんなわけで、グリッシーの廃墟で昔、何があったのか聞き取り調査!いってきまーすっ
お、、、お姉さんもなんかこう、えーっと・・・世界観があって、ユニークな衣装でかっこいいっす!!
この人の名前はカンナさん。グリッシー村の材料商人さんですね(*´∀`*)
彼女の話によると、今のグリッシー村は以前はグリッシー村ではなかったらしい。本当のグリッシー村はもうすでに廃墟になっている。理由は謎の大きな爆発・・・!また、今のグリッシー村の人達はほとんどが他所から来た人で、前の村長、ドナト村長を覚えている人はほとんどいないんじゃないか、とのこと。
謎の大きな爆発・・・クロン城でも同じ事があったな・・・禁忌の錬金術・・・?
カンナ「あ、でもライオネル様ならドナト村長のことを知っているかもしれません。もしかしたら知らないふりをするかもしれませんが・・・」
(*‘ω‘ *)「ライオネルさんか・・・聞いてみますね!」
ライオネル「いや・・・すまないね、私もよそ者だから、詳しくは知らないんだ。ただ、ここに出入りする人からよくその名前は耳にするね」
(´・ω・`)「ほーん。ところでおじさんはここでなにを?」
ライオネル「私かい?私はこの場所で、エリアン様に変わって多くの懺悔を聞いているよ。」
(´・ω・`)「エリアン・・・様?」
ライオネル「エリアン様は私達の信仰している神様さ。罪の許しを求めて、多くの人が懺悔しに来るのだよ。」
(´・ω・`)「なるほど、司祭さんなのですかね。」
ライオネル「うむ。懺悔の告白のときに、多くの人がいうんだ。『ドナトを救えなくて辛い』ってね。まぁ、私が話せる情報はこれぐらいだ。信徒に直接聞いてみるのはどうかな」
(´・ω・`)「そうしゅる」
(´・ω・`)「あんのぉ」
信徒「はい?」
(´・ω・`)「ちょっち聞きたいことが・・・」
信徒「もしや、グリッシー村廃墟のことではないでしょうね・・・」
(´・ω・`)(ん?あんまり話したくないのかな・・・?まぁいいか。)
(´・ω・`)「いえ~ドナト村長という人のことについてです」
信徒「ドナト、あぁ、前の村長のことですか」
(´・ω・`)「はい。そもそも、ご健在なんです?」
信徒「実は、生き死にはわからないのですよ。彼は”消えた”んです。」
(´・ω・`)「・・・消えた?」
信徒「突然姿がなくなったんです。どこへいったのか、私達にもわかりません。ただ、そうですね。覚えているのは、彼が狂気を帯びていた、ということでしょうか・・・」
(´・ω・`)「狂気・・・」
信徒「錬金術ですよ。彼はただひたすらに錬金術に没頭していました。私達が少し怖がるぐらいにね。それで、私達はドナト村長を避けてしまったんですよ」
(´・ω・`)「ふむふむ」
信徒「でも・・・それがいけなかったのかもしれませんね・・・大きな爆発事故がおきたのは、その直後でしたから・・・」
なるほど。つまりはこういうことだ。
錬金術=大爆発
(*‘ω‘ *)なんでもかんでも爆発すなーっ
錬金術師アルスティンおじいちゃんが言っていたグリッシー村の村長の名前は「フレハラウ」。その人が錬金術をしているかはわからないけれど、その前の村長ドナトはよほどの錬金術狂いだったのね・・・。
さて、グリッシー村の事も聞きたいな。この人は言いたくなさそうだし、他の人にあたってみよう・・・。今度は少し年配の方に・・・。
(´・ω・`)「あんのぉ」
信徒2「どうしましたかね?・・・ここの人ではなさそうですな」
(´・ω・`)「あ、はい、ハイデルから来まして」
信徒2「ふむ?セレミアという人も、なんだかこの村を嗅ぎ回っている様子だが、知り合いかね?」
(´・ω・`)「セレミア・・・?いえ、知らない人です」
信徒2「ふむ、それで何かね」
(´・ω・`)「グリッシー村の廃墟について・・・」
信徒2「はぁ・・・過去のことをさらけ出してどうなるというんだ。他所へ行ってくれ」
(´・ω・`)「でも、ライオネル司祭様が信徒の方に聞いてくれと・・・」
信徒2「ふむ・・・まぁいいだろう。・・・今でもね、夜になると思い出すんだ。血だらけで発見されたフレハラウの姿をね」
(´・ω・`)「え・・・!フレハラウ・・・?」
信徒2「幸い命は助かったが、消えない傷が残っているのだよ。彼の体を見てご覧。狂気に満ちたドナトが去り際に残した大傷だよ。旧グリッシー村のことについてだったらフレハラウ村長に聞いたほうがよいだろう。村長ならすぐ外にいらっしゃる。話を聞いてみなさい」
(´・ω・`)「あはい。どうもでしたん」
そしてフレハラウ村長のもとに。アルスティンおじいちゃんもやっぱり来てたんだね。
(*‘ω‘ *)「こんにちは!」
フレハラウ「あぁ、君がアルスティンが話してくれた冒険者か」
(*‘ω‘ *)「色々話を聞きました。錬金術で爆発して廃墟になったんですね!」
フレハラウ「あの爆発が致命的ではあったが、その前からあそこは廃墟になる運命だったよ。」
(*‘ω‘ *)「・・・ほえ?」
フレハラウ「あの辺りにフォガンが出没してね。もともとドナト村長はそのフォガンを追い払うべく錬金術に身を投じたのだよ。」
(*‘ω‘ *)「錬金術で・・・追い払うことができるの?」
フレハラウ「さよう。ドナトはグリッシー村の仲間を集めて自らの錬金術の力と共に、フォガンに対抗しようとしていた。」
(*‘ω‘ *)「ふむ・・・それで結局は・・・?」
フレハラウ「しかし、グリッシーの者は戦うことを望まなかったのだ。そこで追い込まれてしまった彼は結局、黒い力を求めたのだ・・・」
(´・ω・`)「なるほど・・・」
フレハラウ「その後、彼と会ったものはいないのだ。だから、彼が今どうなっているのか、私をはじめ、グリッシーの者でわかる者はいない。」
(´・ω・`)「あら・・・」
フレハラウ「黒い力を得た彼は、ちょうど今の君のような黒いオーラをまとっていた。私は、君には彼のようになってほしくないと願っている。彼がどういう人生をたどったか。その過去を君は見なければならない。」
(´・ω・`)「おういぇ!」
フレハラウ「ここに行きなさい。彼の過去を探る鍵が見つかるだろう。そうだな、まずはチェイサルと話すと良い。彼が取り計らってくれるだろう」
グリッシー村で最初にあった教官さんだ。
あっ!「力を試す」っていわれたのに報告するの忘れてたじゃん!!
( ゚д゚)「す、すいませぇーんっ!」
チェイサル「冒険者君!もう聞いたさ!君が数多のナーガを倒したことはね!」
(*‘ω‘ *)「いやぁ、ちょっと村長に呼ばれてましてね」
チェイサル「フレハラウ村長にか!彼がよその者に話をするのはとてもめずらしいことだ、ふむ。私は君の実力を見誤っていたのかもしれないね」
(⌒▽⌒)「えへぇ、もっと褒めてぇ」
チェイサル「君は私が出会ってきた女性の中で二番目に素晴らしい女性だ。これはすごく光栄なことだよ」
(´・ω・`)「二番目?」
チェイサル「一番目の女性は私の妻だからね!ははは!」
(´・ω・`)「・・・」
チェイサル「いいかい?ここで売られているポーションは、外見は同じでも他の村で売られているモーションより効果が違うんだ。なぜだかわかるかい?」
(´・ω・`)「いえ・・・」
チェイサル「私の妻が売っているからね!!はははははっ!」
(´・ω・`)「・・・もういきますね」
チェイサル「しかし、他の者からそういった話を聞かないとなると、もしや妻は私のためだけに特別製ポーションを作っているのかな?そういうことであれば納得がいくな・・・うむ、やはり妻は」
(´・ω・`)こいつのあだ名は「ウルチェイサル」だ。
さて、では地下倉庫に入りましょう・・・
この奥には、ドナトの過去に関する秘密があるとのこと・・・さぁ、エルちゃんの今後には、何が待ち受けているのでしょう(*´∀`*)
乞うご期待!